12月28日に放送される「平成ニッポン瞬間映像ランキング30!」の中で
オウム真理教の後継団体である「アルフ」への潜入映像が流れました。
そこで出てきた謎の水「甘露水」とは何なのか?気になったので調べてみました。
スーパー甘露水とは?
アレフの施設内に置かれたドラム缶。表には「スーパー甘露水」の文字が。
これは一体何なのでしょうか?
スーパー甘露水とは見た目はただの水ですが、オウム真理教の教祖である麻原彰晃のマントラを数時間にわたって聞かせた水との事。信者にとってはすごいパワーがある物らしいのです。
身体や空間の浄化に使われたり、かつてはイニシエーションにも使われ、その料金は1回30万円だったとか。
アレフとは?
オウム真理教なき後、2000年に発足した宗教団体。
日本国内では、宗教法人として認証をされていません。
発足当時は上祐史浩氏が代表でしたが2003年には失脚し運営は旧長老部の手に移りました。
その他のオウムグッズ
かつてオウム真理教があった時代には数々のオウムグッズがありました。
・PSI(パーフェクト・サーベイション・イニシエーション)
当時のニュースを見れば一度は目にした事がある電極付きのヘッドギア。電流をンガスと
麻原彰晃の脳波と同調できると言われていました。
・サットヴァ食品
麻原彰晃がマントラを唱えてカルマを落とした食品の総称。「サットヴァ」は「全てを照らす善性の光エネルギー」という意味だそう。
サットヴァ・レモン
サットヴァ・ハニー
サットヴァ・サラダ油
サットヴァ・オレンジ
などがありました。
・ミラクルポンド
麻原が入浴したお風呂の残り湯。200mlで2万円もしていたそうです。
・シヴァ神の汗
食塩で、浄化や美容に使える万能の調味料とされていました。
地下鉄サリン事件などを実行し、平成の日本を揺るがした #オウム真理教 教祖・松本智津夫元死刑囚ら13人の死刑執行後も…“後継団体”アレフの施設では「謎の水」が!その正体は?日本テレビ系で28日(金)夜7時から放送「 #平成ニッポンの瞬間映像 」で! #有働由美子 #水卜麻美 pic.twitter.com/1cvQ4QOv07
— 平成ニッポンの瞬間映像30 (@heiseinippon30) 2018年12月19日
2018年7月、ついに麻原彰晃の死刑が執行されました。それでもなお信者の数は
減らないというところが宗教の恐ろしいところですね。
日本で二度とあのような悲劇が起こらないよう祈ります。