幼児向けの学習教材ってたくさん出ていて、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
私が幼児教材を選ぶ時に考えた条件はこちら。
- 子供が興味を持って楽しめること
- 親子でコミュニケーションを取りながら取り組めること
- 詰込み型ではなく自分で考える力をつけられること
- 大きくなっても何らかの形で役に立つものであること
そうそう、これも重要です。
- お手頃価格であること
創業45年以上の幼児教材の老舗である新学社が出している「幼児ポピー」はどうでしょうか?
実際にどんな教材を使ってどんなことを学べるのかチェックしてみたので、詳しくレビューしていきたいと思います。
ポピーを検討している方、気になる方は参考にしてみてください!
幼児ポピーももちゃんの教材レビュー・2歳の娘が体験!
学研ポピーは小学校入学前までの「幼児ポピー」、
小学生が対象で、学校の教科書に合わせて学べる「小学ポピー」、
中学生向けで高校入試にも効果的な内容の「中学ポピー」が用意されています。
小学ポピーと中学ポピーは学年別にいくつもありますが、幼児ポピーも年齢によって4つあります。
<幼児ポピーの区分>
2、3歳向け···ももちゃん
3、4歳(年少)向け···きいどり
4、5歳(年中)向け···あかどり
5、6歳(年長)向け···あおどり
娘はもうすぐ2歳なので、2、3歳向けの「ももちゃん」を試してみました。
郵送されてくるのは3つ。
- メインの教材「ももちゃん」
- ミニえほん
- ほほえみお母さん&お父さん
今回はももちゃんの9月号をレビューします。
ひとつひとつ見ていきましょう。
ももちゃんで「あたま」「からだ」「こころ」をはぐくむ
ももちゃんはオールカラーで全35ページ。
親子のふれあいを楽しみながら「こころ」「あたま」「からだ」の基盤を培うよう構成されています。

紙面の横は角が取れて丸くなっているので小さな子供にも安心ですね。
子供が大好きなシールを使うワークもたくさん!

1年を通じて登場するのがピンクの桃のキャラクター「ももちゃん」や「オードリー」「ミニドリー」などの仲間たち。
かわいいから子供もすぐ大好きになりました。
初回にはももちゃんや仲間の指人形がついてくるので、一緒に遊んで早く仲良くなってもらうと、教材への興味も強くなります。

しつけを学ぶ
幼児ポピーでは遊びながら生活習慣の基盤を作ります。
9月号で学ぶのは…
赤ちゃんが寝ているから静かにしようね

シールをはって上手におかたずけをしてみよう

信号は何色でわたる?

遊びの中にしつけが取り入れられています。
なんの音?
乗り物や動物の身近な音に聞きながら集中力や想像力を養います。

音声配信サービスがあるので、実際に音を聞きながら進めら理解しやすいのがいいですね。
9月ということで虫の音が取り上げられていました。
こんなふうに実際の季節にあわせた内容が盛り込まれているで、時節のイベントや特徴を知る手助けになります!

ももちゃんで学習した後、実際に外で乗り物や動物の声を聴いたり、鳴いている虫の声に耳を傾けることも大切ですね。
親子でふれあい遊び
ももちゃんには親子で取り組める運動やワークががいくつか紹介されています。

スキンシップやコミュニケーションをとることで絆が強くなります。
からだを動かすことで運動にもなりますね。
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ざっとですが以上が「幼児ポピーももちゃん」9月号の教材の中身でした。
紙面が大きくてはっきりした色合いで子供にも見やすいですね。
さすが長年子供と向き合っている企業だから、何が子供の興味をひくのかよくわかっているな、という感じです。
持ち歩けるミニ絵本
ももちゃんのほかに教材として送られてくるのがこちらのミニ絵本。

絵本を読んであげることで親子のふれあいの時間にもなるし、空想力をつけたり知識を増やすことに役立ちます。
ミニサイズなので持ち歩くのにも便利。
丈夫な厚手の紙でできているので壊れにくいので安心です。
9月号の絵本は「トントン誰ですか?」という内容でした。
ドアの向こうから動物たちが遊びに来ます。

娘も一緒にドアをたたきながら、次に誰がやってくるのか予想して楽しんでいました。
ほほえみお母さん&お父さんでほっと一息

ポピーではおうちの方向けの冊子「ほほえみお母さん&お父さん」もついてきます。
「ももちゃん」をどう活用したらいいかのガイドもついているので、参考にして進めることができるのも助かります。

同じように子育て中のママやパパのお便りも紹介されているので、ほっこりしたり勉強になったり、育児の合間に一息つける内容です。
これとは別に、ポピーでは「子育て相談サービス」も提供しているのが特徴。
実際に学校の先生をしていた「教育対話主事」の方が、勉強のみならず子供の性格や発達、親子関係や他の子供との関係についてなど、子育てに関するあらゆる問題について相談に乗ってくれるんです。
私もあまり子育てについて相談できる人がいないので、こういったサービスがあると心強いですね。
2歳の娘が幼児ポピーももちゃんを使ってみた感想・口コミ
2,3歳向けのポピー「ももちゃん」は、学習というより遊びのひとつ、という感覚ですね。
成長が早いお子さんによっては物足りないと感じるかもしれません。
ただ、この時期は知識をつけたり先取りして学習を進めるよりも、親子で楽しんで学びの時間を作ることが大切かな?と思いました。
何より子供が楽しんで取り組んでいるのがうれしい。
ポピーは紙面だけじゃなく実生活の中で応用できることが多いので、より理解が深まるし子供もどんどん好奇心旺盛になっている気がします。
夕方散歩している時、娘が虫の声に気付いて私に教えてくれた時は感動してしまいました。
ポピーがなかったら虫の声なんて気に止めずに通りすぎていたかもしれませんね。
親も学ぶことがたくさんあるんだな、と思わされました。
幼児ポピーで学べる事は?
幼児ポピーではこんなことが学べます。
·読み聞かせ・工作・からだ遊びに親子で取り組めます
·迷路や間違い探しを通して·「自分で考える力(思考力)を育てます
·自然や社会への興味を刺激し好奇心を育てます
·幼児期に身に付けたい「生活習慣」も楽しく学べます
教材なしに親が子供に教えるのは難しいことも、幼児ポピーなら親子でコミュニケーションをとりながら学んでいくことができるのがいいですね。
ポピーが大切にしている家庭学習
ポピーが大切にしていることは家庭学習。
小学校、中学高校と進学していく中で重要になってくるのが家庭での学習習慣ですよね。
未就学児はまだあまり関係ないと思っていましたが、学びの根っこを作るのがこの時期。
親子での関わりを続けながら、学びの時間を習慣化していけたらいいな、と思います。
幼少期にガツガツ勉強して知識を詰め込んでも、周りにリードできるのは一時期だけ。
それよりも、小さいうちから自主的に学ぼうとする力や学ぶ習慣を身につけて、勉強って楽しいんだなと思えるようになるほうが将来ずっと役に立つんじゃないでしょうか。

幼児ポピーももちゃんの会費は?
長期間続けるものだから、毎月の費用がいくらかはとても重要ですよね。
幼児ポピーももちゃんの会費は月額980円(税込)。
余計な付録がついていないので、この値段にできるんですね。
付録があったほうが満足度は高いですが、結局すぐ使わなくなってしまうもの。
その分安いほうが親としては助かります。
無料のお試し見本でチェック
実際に中身を見てみないとわからない!と思うので、まずは無料のお試し号を取り寄せてみるのがオススメです。
なんといっても無料だし、ポピーの雰囲気がよくわかると思います。
しかも取り寄せられるのは1種類だけではないので、気になる見本をいくつか比較することも可能。
例えば3歳だと、お子さんによっては「ももちゃん」だと物足りないかもしれない。
ひとつ上の「年少向け きいどり」も一緒に取り寄せて見てみれば、どちらがそのお子さんに合っている比べられますね。
自ら学ぶ力をつけるなら幼児ポピー
私が幼児教育を選ぶ時にこだわったポイントはこの5つでした。
さて、幼児ポピーは当てはまるでしょうか?
子供が興味を持って楽しめること
→2歳の娘が実際に体験。楽しんで遊んでいました!特にシールを使ったワークに夢中です。
親子でコミュニケーションを取りながら取り組めること
→親子でのかかわりが自ら学ぶ力を育てると考えるポピー。
運動やわらべ歌など、親子で学べるワークがたくさんありました。
詰込み型ではなく自分で考える力をつけられること
→幼児ポピーは知識を詰め込むものではなく、遊びの中で学習していくための教材。
親子で対話しながら子供にも考えてもらいながら進めます。
大きくなっても何らかの形で役に立つものであること
→家庭学習で自ら学ぶ習慣をつけられるので今後役立つと考えられます。
お手頃価格であること
→1か月の会費は980円。コスパがいい!
すべて網羅していますね!
AIの台頭やグローバル化で、これからはもっと急激に社会が変化していくでしょう。
2020年から学習指導要綱が変わり、主体的に学ぶことが重視されるようにもなります。
これからの時代を生きる娘には、自ら学び、変化を受け止め、自分の頭で考えて判断しながら生き抜く力を身に付けてほしい。
ちょっと話が大きくなってしまいましたが、幼児ポピーで自ら学ぶ力をつけてほしいな、と思います。
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