3月3日放送の『坂上&指原のつぶれない店』に1束350円というもやしにしては破格の値段で売られているのにバカ売れしているもやしが登場します。
このもやしは青森県の大鰐(おおわに)町で作らているもやし。どんなもやしなのか気になりますね。販売場所や通販お取り寄せ情報も調べてみました。
1束350円のもやしは大鰐温泉(おおわにおんせん)もやし
大鰐温泉もやし!
油揚げと豚肉と炒めてみました〜♡
きょうのお弁当のおかずに持って行きました✨
美味しかったですーーーー😋#大鰐温泉もやし #うまい #青森県産 pic.twitter.com/WtD9oBkHGT— 落合由佳 (@yukaochiai1) 2018年4月11日
1束350円もするもやしは青森県の大鰐温泉(おおわにおんせん)で作られているもやしです。
大鰐町は弘前の奥座敷と言われ、古くから湯治場として有名で、その歴史は800年にも及びます。
そんな歴史ある場所で最近話題になっているのがこの大鰐温泉もやし。
シャキシャキとした食感と土の香りのような独特の強い風味が特徴です。
その長さも特徴的で、なんと40cmもあるそうですよ。
普通のもやしとはけた違いの長さですね。
大鰐温泉もやしの種類
大鰐温泉もやしには豆もやしとそばもやしの2種類があります。
豆もやし:大鰐にしかないと言われる小八豆(こはちまめ)という大豆を使用
そばもやし:青森県の在来である階上早生(はしかみわせ)というそばの品種を使用
特に豆もやしは大鰐にしかない伝統野菜です。
大鰐温泉もやしの栽培方法
大鰐温泉もやしは変わった栽培方法によってつくられています。
その方法とは、大鰐温泉の天然の温泉水を使っているんです。
土の中にパイプを埋めて温泉を流し、その温泉の熱で土の中の温め、常時30度くらいに保たれています。
さらにもやし自体にも温泉水をかけたりもするし、収穫したもやしの土を洗い流すのにも大鰐温泉の温泉水が使われています。
栽培から出荷するまで、水道の水は全く使わず、すべての水は温泉水だという事。
お湯を使っていてもやしがゆであがってしまう事はないのかなと思いますが、それはないんだそうです。
1束350円もする理由は?
1束350円というのはとても高いですが、製造方法を考えれば納得です。
一般的なもやしは種子である豆を洗い、お湯に浸して皮をふやかして発芽の準備を整え、
光を遮断した容器の中で水耕栽培で作られます。
それが大鰐温泉もやしは前述したように畑に種を植えたり温泉水で洗ったりと工程が増え手間がかかります。
そして温泉を流し続けるコストもかかりますね。
350円という値段が気にならないほどおいしいもやしだとも言えます。
後継者を募集!?
大鰐温泉もやしの農家は大正時代には29軒ありました。
一子相伝で代々その家に伝わってきたのですが、生産者がが次々と減って、現在はたった4軒となっています。
そこで、この大鰐温泉もやしの農法を絶やさないよう、一般の人から後継者を募集しました。
現れたのが八木橋順さんと八木橋祐也さん。
兄弟ではないそうですが、二人とも大鰐生まれの大鰐育ち。無事この二人に製法が受け継がれました。
若い世代に受け継がれてよかったですね!
現在この大鰐温泉もやしを栽培している農家は7軒。公募で選ばれ栽培法を伝承された方を訪ねてきました。水耕栽培が主流のもやしですが、ここでは伝統の土栽培法で、想像以上にハードな作業でした。古くから冬場の野菜として地元中心に愛され続けています。 pic.twitter.com/yiqodauF
— 無印良品『MUJIキャラバン』 (@muji_caravan) 2012年7月5日
大鰐温泉もやしの販売店舗の場所は?
大鰐温泉もやしはとても人気で常に品薄状態だそうです。
見つけられたらラッキーなんだそうですよ!
購入できる場所はこちらです。
<鰐come>
青森県南津軽郡大鰐町大鰐川辺11-11
<マックスバリュ 新おおわに店>
青森県大鰐町大字大鰐字前田27
<フレッシュストアー(株)さかもと>
青森県大鰐町大鰐大鰐173
大鰐温泉もやしの通販お取り寄せ方法は?
青森まで行って購入するのが難しい方は、通販でお取り寄せしたいところですが、大鰐温泉もやしそのものの通販情報を見つける事ができませんでした。
大鰐温泉もやしを使ったおひたしがあったので、味を試してみたい方はこちらを食べてみたらよいかもしれません。
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青森/大鰐(おおわに)温泉もやしの通販お取り寄せや販売場所は?まとめ
青森の高くて長いもやしは伝統野菜である大鰐(おおわに)温泉もやしでした。
温泉を使って栽培されているというのが驚いですね。
そして通常のもやしに比べてとても手間がかかっているので、この値段にも納得です。
どんな味か食べてみたくなりました!