1月19日の『世界ふしぎ発見!』は1500回25分拡大SPとして【未来へつなぐ新ノアの箱舟計画】が
取り上げられます。
未来へつなぐ新ノアの箱舟計画とはどんな計画なのかや、どこにあるのか調べてみました。
新ノアの箱舟計画とは?
新ノアの箱舟計画の前に、旧約聖書に記された「ノアの箱舟伝説」はご存知ですか?
人間界に悪がはびこるようになってしまい、それを悔やんだ神が地上にいるすべての生物を滅ぼそうと大洪水を起こしました。
ただしその中で正しい人であったノアとその家族だけは助けようと、箱舟を作るよう助言します。
ノアは自分の家族と、その場に集まってきた動物を乗せて大洪水がおさまるのを待ち、地上に帰りました。今生きている人間や動物はこの時生き残ったものの祖先だというのがノアの箱舟の内容です。
このように、地球の災害から生物を生き残らせるための計画が「新ノアの箱舟計画」です。
具体的には、ベント・スコウマンが提唱し、ビル・ゲイツ主導のもと進められている計画で、
地球上の農作物の種子を冷凍保存する施設「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」の事を指します。
2008年2月26日に設立されました。
ここにはこれから起こるであろう壊滅的な自然災害や気候変動、病気、核戦争などに備えて
地球上に存在するありとあらゆる種子を保存しています。
マイナス18~20度に保たれた地下貯蔵庫には300万種の種子を保存する事ができるそうです。
万が一冷却設備が故障しても永久凍土層によってマイナス4度を保てる環境とぬかりありません。
ノルウェー政府は「種子の箱舟計画」として提唱し、100ヵ国以上の国々が支援しました。
現在は独立国際機関グローバル作物多様性トラストによって運営されています。
【地球最後の日⁈】スヴァールバル世界種子貯蔵庫はノルウェー領スヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島にある種子を保存する種子銀行。今後起こり得る気候変動・自然災害・核戦争などに備えて農作物種の絶滅を防ぎ、世界各地で植物が絶滅した時に栽培再開の機会を提供することを目的として作られた。 pic.twitter.com/XCqbBjeUD7
— 同志社 都市伝説サークル ナイツ (@doshisha66) 2018年4月18日
スヴァールバル世界種子貯蔵庫の場所はどこ?
新ノアの箱舟とされるスヴァールバル世界種子貯蔵庫の場所はどこなのでしょうか?
ノルウェー領であるスヴァールバル諸島のスピッツベルゲン島にあります。
諸島唯一の有人島。大自然が美しい島ですね。
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公共交通機関で行ける世界最北の街。 ここにもTOYOTAの営業所が有り街にはスバルの車が…。 日本人であることを誇りに思います。 #スバールバル #スピッツベルゲン島 #ロングイェールビーン
番組ではこのスヴァールバル世界種子貯蔵庫に潜入するとの事。
どんな施設なのか興味津々です!