5月24日放送の『坂上どうぶつ王国』で山口の小学生が捨てネコの命を救う保護活動をしていると
紹介されました。
この小学生とは手島姫萌ちゃん。
「てしま旅館」に作られた猫庭の館長です。
『坂上どうぶつ王国』では、俳優の石黒賢さんが山口県のてしま旅館に向かいます。
手島姫萌ちゃんの活動やてしま旅館の場所など調べてみました。
てしま旅館 猫庭とは?
山口県で小学生が捨て猫を保護している場所とは「てしま旅館」に作られた「猫庭」という保護猫シェルターの事です。
貨物コンテナの内装には猫の爪に優しい木材をはりつけました。
網戸を設置し通気性もよく、エアコンも完備と、猫にとって居心地のいい空間になっています。
旅館のロビー側の面はガラス張りになっているので、泊まりに来たお客さんからも中の猫たちがよく見え、ちょっとした猫カフェのような癒しの場所になっています。
猫庭館長の手島姫萌(ひめも)ちゃん
捨て猫の保護シェルター「猫庭」の館長は、てしま旅館の娘さんである、小学生の手島姫萌(ひめも)ちゃん。
学校から帰るなり猫庭に向かい、猫のトイレや床の掃除をしたり、猫たちの様子を伺ったりと、しっかり館長としての仕事を果たしています。
手島姫萌ちゃんの将来の夢は獣医なんだそうですよ。
こんなに毎日たくさんの猫たちの体調を見ているんだから、いい獣医さんになりそうですね。
てしま旅館 猫庭を作ったきっかけ
猫庭を作ったのは、てしま旅館の子供たちが子猫を拾ってきたことがきっかけでした。
てしま旅館の館長である手島英樹さん(姫萌ちゃんのお父さん)はあまり猫が好きではなかったそうですが、子供たちの熱意におされて買うことになります。
買ううちに英樹さんも猫の魅力に取りつかれてしまい、今では猫のいない生活は考えられないとまで
になりました。
そんな手島英樹さんは、山口県で殺処分される猫の数が全国で4位であることを知ります。
自分が大好きな猫がたくさん殺処分されているという事実にいてもたってもいられなくなり、なんとか猫を救えないかと行動を起こしました。
てしま旅館猫庭/クラウドファンディングでコンテナを購入
手島さんは捨て猫を保護するための場所としてJR貨物のコンテナを使うことをひらめきました。
そのため、クラウドファンディングでコンテナの購入費を募ります。
無事に寄付が集まり、2016年6月に保護猫シェルター猫庭が完成。
2017年11月にはクラウドファンでイングの第二弾を行い、猫庭を2階建てに増築し、さらに多くの猫たちを保護できるようになりました。
てしま旅館 猫庭の活動
猫庭では捨て猫を順次受け入れ、保護して世話をしています。
同時に猫の里親になりたい人を募り、猫と希望者をつなげて譲渡も行っています。
そのかいあってか、山口県の猫の殺処分数は3分の1にまで減ったそうですよ。
これからも殺処分0を目指して活動を続けていくということです。
ぜひとも頑張ってほしいですね。
山口県 てしま旅館とは?
山口県の阿知須(あじす)温泉にあり、昭和40年に創業しました。
現在の館長である手島英樹さんが古い旅館をリノベーションし、デザイナーりょあんとして
営んでいます。
とてもおしゃれです。
忘れてはならないのが料理。山口県の旬のお魚料理と山口を代表する高森牛が名物です。
てしま旅館の場所
山口県山口市阿知須源河区7418−8
てしま旅館のご予約は公式HPからどうぞ。
https://teshimaryokan.com/
坂上どうぶつ王国(5月24日放送)の番組内容
ある小学生の女の子が猫を紹介する動画がいま話題になっている。この女の子は、3年間で250匹以上の猫を救ったというのだ。一体どういうことなのか?女の子に会うため山口県の阿知須(あじす)温泉に向かったのは、俳優の石黒賢。子供の頃から猫が大好きという石黒は、いまは捨てられていた猫3匹を飼っている。そんな石黒が女の子の家『てしま旅館』を訪れると、中庭に巨大な猫の保護シェルターを発見。女の子はなぜ猫の保護活動を始めたのか?そしてどうやって巨大保護シェルターをつくることができたのか?一方、くっきーと堀田は、ゾウの出産に密着する。
坂上どうぶつ王国/山口てしま旅館の小学生が保護猫活動!場所はどこ?猫庭とは?まとめ
山口県の小学生が猫庭館長として捨て猫の保護活動を行っているなんて素敵ですね。
これからも猫の殺処分0に向けて頑張ってほしいなと思います。
応援しています!