1月13日の【ナニコレ珍百景】で取り上げられた宮崎の木のミステリーサークルがとても気になったので場所や行き方など調べてみました。
ミステリーサークルとは?
上から見るとまるでミステリーサークルのような幾何学的な円ができており、宇宙人が描いたものに見える場所があります。
円の大きさは60メートルにもなります。
一見人の手で作ったものには見えませんね。これが突如現れたのなら宇宙人やUFOの仕業と思ってしまっても不思議はありませんね。
一見「ミステリーサークルか」と思っちゃうね。日南市北郷町郷之原の山の中にあるんだって。日南市の宮崎南部森林管理署が約40年前に植えた試験林。植える密度による成長の違いを調べるために、中心になるほど狭い間隔で植えてあるそうな。木も、押し合いへし合いだと伸びるのが大変みたいね。 pic.twitter.com/Hycn7SJW64
— sarah (@lovelovesarah) 2018年11月25日
場所はどこ?
宮崎県日南市北郷町郷之原の山林と言われていますので、場所はこのあたりのようです。
このミステリーサークルを見るには「グーグルアース」(位置情報は31°43‘50”N 131°23’05”E)を検索するか、猪八重渓谷の遊歩道を登り切った対面でも実際に見る事ができます。
ミステリーサークルができた理由は?
実はここは実験用に設けられた植林場。宮崎県日南市の特産「飫肥(おび)杉」が植えられ、植えられている間隔の違いによる生育状態の変化を観察している場所なんです。
杉720本を同心円状に植えたのが1974年で、36本の木で一つの円をつくり、円の外側に行くほど間隔をあけて植えられていますが、それがこのような模様を描き出しました。中心の杉は外側の杉より最大で5メートルほど低いという事ですが、その理由はわかっていません。
発見されたのが2016年。ドローンを飛ばしたら見つかったという事です。
宇宙人の仕業ではなかったというものの、あまりにきれいな形で、摩訶不思議な現象ですね。
本来は2023年度をめどに伐採される予定だったようですが、計画が終了した後も保存も検討中との事。飫肥林業のPRや地域の観光資源としてこれから地域活性化にも役立てていこうと考えているそう。
機会があれば見に行ってみたいですね。