6月10日放送の『新説!所JAPAN』では京都の奇妙な風習が取り上げられます。
数字を書いたお札を逆さまに貼るんだそうですが、その理由とは?
逆さ数字お札のやり方も調査しました。
新説!所JAPANに登場した京都の逆さのお札とは?
新説!所JAPANでは毎回、日本にまつわる身近な謎に迫ります。
今回の「謎解きJAPAN」のコーナーでは、京都に伝わる奇妙な風習が取り上げられました。
和紙に「十二月十二日」と書いたお札を逆さまにし、お店や家の中に貼るんだそうです。
他の地域ではあまり見られない不思議な風習ですね。
とあるところで見つけたんだけど、これも逆さ札? 算用数字のは初めて見た。 pic.twitter.com/DqlXlUkAm5
— うさこじぞう (@usako_jizou) 2013年12月22日
逆さ札は泥棒よけ?
京都で行われている逆さ札の意味は何かというと、答えは泥棒除けなんだそうです。
防犯に関するおまじないとして代々継承されてきたようです。
12月12日と書く理由は?
泥棒除けだとしても、なぜ特定の日付を書くのか不思議ですよね。
12月12日とはいったい何の日なのでしょうか。
実は12月12日は天下の大泥棒と言われている石川五右衛門に関係があります。
石川五右衛門が処刑されたのが12月12日なんだそうです。(諸説あります)
五右衛門風呂という言葉が残っていますが、石川五右衛門は釜茹でにされて処刑されたと言われていますね。
お札に12月12日と書く理由は石川五右衛門の命日だから。
それを見た泥棒が石川五右衛門の釜茹での事を思い出し、盗みを思いとどまるよう札に書いたという訳なんです。
逆さ札のやり方
逆さ札は紙に「十二月十二日」と書いて、逆さまにして玄関や家の中に貼ります。
十二月十二日の逆さ札。大阪の町家や長屋ではよく見かけます。今日、調査した淀屋橋の町家【北野家住宅】(登録有形文化財)にも玄関と前栽跡に面した窓に貼ってありました。江戸時代の大泥棒「石川五右衛門」が処刑された日という説も。泥棒よけのお札であることには違いなさそうです。#北野家住宅 pic.twitter.com/9Q1akQTWj7
— 小山 隆輝・丸順不動産 (@KoyamaTakateru) 2019年2月13日
特に12月12日に書かなくてはいけないものではないようですが、12月12日に書いている方も多いようですね。
このお札を家じゅうに貼ることで、見る度に防犯意識を高める効果もありそうです。
新説!所JAPAN(6月10日放送)の番組内容
所ジョージが日本にまつわる身近な謎に迫る知的バラエティー! 新コーナー「謎解きJAPAN」では、京都の奇妙な風習を調査するため品川庄司・庄司智春が京都へ。和紙に「十二月十二日」と手書きで書いたお札を逆さまにし、お店や家の中に貼るという奇妙な風習に、所も「初めて見たら怖いね」と興味津々。庄司が京都で地道に調査するとある意外な答えにたどり着く。いったいその目的とは?続いて、今回特集するのは、日本を代表するソウルスイーツ・あんこ。 所JAPANでは、さまざまな料理にあんこを用いる愛知県名古屋市へ。そこで想像を絶するあんこグルメが続々登場!所や陣内智則も引き気味になるほど強いあんこ愛はなぜ生まれたのか?その秘密は名古屋人の気質にあった! そして「こしあんVSつぶあん論争」を掘り下げると、西日本と東日本で好みが違うことが判明。つぶあんが広まったきっかけは徳川吉宗だった!?地域による好みの違いをその歴史的背景から解説する。そして、小倉あんはつぶあんとは違う!?第3勢力・小倉あんの知られざる正体とは?さらに「小倉」はブランドの証!?その名の意味を歴史学者・磯田道史が解説すると、所も「大部分の人は知らないわ」と感嘆する。
所JAPAN/京都逆さ数字札は泥棒除け?やり方や12月12日の理由を調査!まとめ
新説!所JAPANで紹介された京都などの関西で主に残っている風習、12月12日と書いた逆さ札について調べてみました。
私は関東に住んでいるので、逆さ札は見た事も聞いた事もありませんでした。
そんな風習が残っているんですね~。
おまじないとしてちょっとやってみたくなりました。