3月10日の『ナニコレ珍百景』に徳島県の阿波花火が登場します。
どんな花火なのか調べてみました。
ナニコレ珍百景に登場!徳島の阿波花火とは?
ナニコレ珍百景で取り上げられたのが、徳島県小松島市の阿波花火。
大きな花火大会ではなく、1発から数発の少数の花火をサプライズ的に打ち上げるのが特徴です。
花咲か兄ちゃんの澤内健司さん
【T-Joint】このあと16:30頃からは『ラジゼミ!』のコーナー。阿波花火師有志の会の澤内さんをお招きして、花火に込められた花火師さん達のドラマをお話し頂きます(´◡͐`) 吹筒花火の実物も持ってきて下さいました!#tj807 pic.twitter.com/PZwpqyb5S6
— 近藤公美 (FM徳島) (@htm2525) 2016年7月6日
この阿波花火を打ち上げているのが花咲か兄ちゃんこと澤内健司さん。
澤内さんは20年前から、不動産業を営みながらボランティアで阿波花火の活動をされています。
2010年からは宮田浩史さんも加わりました。
二人は「花咲か兄ちゃんズ」として阿波花火を引っ張る存在。
他にも賛同するメンバーが集まって「阿波花火有志の会」を続けています。
徳島白菊特攻隊に捧げる白い花火
太平洋戦争末期、徳島県の旧徳島海軍航空基地から白菊特攻隊が飛び立ちました。
澤内さんらは、2010年から毎年、白菊特攻隊へ捧げる鎮魂の花火として、白い花火を打ち上げています。
打ち上げ日は4月上旬。
以前は実際に出撃した5月だったようですが、この頃はウミガメが産卵のために上陸する可能性があるため現在は4月になったようです。
打ち上げるのは2発ずつ。
これは特攻隊が2人乗りだった事からきています。
澤内さんは、若い人たちにも、かつて、日本の未来を明るくするために戦った人がいることを忘れないでほしいという思いから花火を上げつづけています。
実は白色の花火というのは不可能だと言われてきました。
もともと、白菊特攻隊が乗ったのは戦闘機ではなく機上作業練習機。
戦闘には不完全なもので敵に向かっていった訳です。
だからこそ現代の私たちも、不完全でもいいからチャレンジする事に意味があると、花火師と共に白にこだわっています。
先日の新聞記事をラミネートしてくれました。
感謝m(_ _)m pic.twitter.com/K82BBqWnmd— 白い花火実行委員会 (@whitefireworks2) 2018年4月19日
— 白い花火実行委員会 (@whitefireworks2) 2018年4月7日
徳島 阿波花火の花咲か兄ちゃん(澤内健司)とは?白い花火に感動!まとめ
徳島県の阿波花火は花咲か兄ちゃんこと澤内健司さんが平和のためにあげている花火。
花火を見ると、楽しいとか美しいといった思いだけではなく、はかなくて淋しい思いも抱きます。
これから花火を見たら、平和について思いを馳せたいと思わせてもらいました。